「ほっとした」「時間かかりすぎ」被害者ら語る 毒ギョーザ容疑者拘束(産経新聞)

 日本の消費者に深刻な「食の不安」を植え付けた中国製ギョーザ中毒事件が真相解明に動きだした。発覚から2年2カ月。中国当局に容疑者として拘束された男は製造元の現地食品会社の元臨時従業員だった。事件発覚当時、対応に追われた小売店関係者らは、急転直下の展開に安堵(あんど)の声をあげた。「食の安全」に厳しい目が注がれる中、事件の全容解明が期待される。

 被害に遭った兵庫県高砂市の家族が住む住宅では27日朝、報道陣に対して女性が「逮捕されたことはよかったと思います」とだけ答えた。この家族が食べた冷凍ギョーザを販売していた加古川市の「イトーヨーカドー加古川店」では、長島義彦店長が取材に応じ、「逮捕を受けほっとしたが、パッケージに穴が開いているものはないか、店内に不審者はいないかなど、チェックは今後もきちんと行っていきたい」と話した。

 同店をよく利用しているという兵庫県播磨町の主婦(40)は「逮捕まで時間がかかりすぎたという印象はあるが、事件後強化した店のチェック体勢を今後も維持してほしい」と注文。また加古川市の主婦(34)は「中国製のものは事件後一度も買っていない。会社への不満という勝手な動機で毒を入れるなんていくらなんでもやりすぎ」と憤っていた。

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